事故が発生しても慌てないための手順【熱中症発生時】

工事現場における熱中症発生時の対応マニュアル

工事現場で作業するみなさま、毎日暑い中お疲れ様です。
いつもありがとうございます。
夏場の工事現場では熱中症による重篤な症状が発生する可能性があります。
早期発見と適切な対応が生命を救います。

緊急時にこの記事を思い出していただけると幸いです。

目次

1. 緊急連絡

重症度に応じた連絡

  1. 意識障害がある場合:119番通報(救急車要請)
  2. 現場責任者・安全管理者
  3. 産業医・保健師
  4. 会社本部・家族への連絡

2. 救急処置

冷却と水分補給

  • 涼しい場所(日陰・冷房の効いた場所)へ移動
  • 衣服を緩め、首・脇・太ももの付け根を冷却
  • 意識がある場合:スポーツドリンクを少しずつ摂取
  • 意識がない場合:水分摂取は厳禁、AED準備

3. 初期対応(発見者の行動)

症状の確認

  • 意識レベルの確認(呼びかけに反応するか)
  • 体温測定(可能であれば)
  • めまい、吐き気、頭痛等の症状聞き取り
  • 周囲作業者への注意喚起

4. 現場保全

  • 発症時の気温・湿度記録
  • 作業内容と継続時間の確認
  • 水分補給状況の聞き取り
  • 同様症状者の有無確認

5. 事後対応

  • 熱中症発生報告書の作成
  • 作業時間・休憩時間の見直し
  • 水分補給体制の強化
  • 熱中症予防教育の実施

熱中症は予防が最も重要です。
こまめな水分補給、適切な休憩、体調管理で熱中症ゼロの現場を実現しましょう。

ご安全に!

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